ホストはお酒が飲めなくても働けるって本当?接客術や元ホストの酔わないコツも紹介

こんな方におすすめ
  • ①お酒を飲めなくてもホストができるのか知りたい
  • ②飲めないホストの稼ぎ方、仕事の仕方が知りたい
  • ➂お酒を飲まずに成果を出しているホストが知りたい

ホストというとお酒をたくさん飲まなければいけないイメージを持っている人も少なくないでしょう。

しかし、結論から言うとお酒が飲めなくても働けます。
現にローランドさんや春人さん、星咲五奏さんなどは、お酒を飲まないスタイルで実績を出したことで知られています。

彼らはお酒を飲まない代わりに、自分なりのスタイルでお客様と向き合っていたようです。

本記事では切っては切り離せないホストとお酒にまつわる情報を網羅しました。お酒を飲まない接客術や元ホストが酔わないコツも合わせて紹介します!
飲めないという点をどう活かしていくかが、ひとつのカギになるかもしれません。

📌ホストはお酒を飲めなくても働ける

結論から言えば、お酒を飲めなくてもホストとして働けます。
とは言え「働けてもやっぱりお酒を飲めないと稼げないのでは?」と思われた方も中にはいらっしゃると思います。

実際はどうなのか、詳しくは後述しますが、お酒を飲まないスタイルで活躍しているホストもいます。

またお酒が飲めなくても続けやすくなった背景には、最近では「個人プレー」だけでなく「チームプレー」を取り入れた営業スタイルが広がっていることも関係しています。
数年前まではホストは個人プレーで活躍するスタイルが主流でした。

そのため、以前は「お酒が飲めないと自分の成果を出すのが難しい」とされる時期もありました。お酒をたくさん飲むことが有効とされていた背景もあるようです。

しかし、個人プレーだけで対応するには限界があるという声もあり、最近ではチームで支え合うスタイルが増えてきています。

たとえば、お酒を飲めるホストがお酒を飲めないホストをカバーしたり、逆にお酒を飲めないホストは卓の盛り上げ役を買ったり、お酒に頼らない方向で自分を売り出したり……。
チームで動くことが、自分の役割や結果に繋がっていくのです。

補足ですがホストクラブの求人の応募要項にも「お酒飲めなくてもOK」「ノンアル営業OK」といった表記も多々見られるようになりました。
もちろんお酒は飲めるに越したことはありませんが、飲めなくても働き続けている人も少なくありません。

ただし新人の頃は飲まなくてはいけない状況に直面すると思うので、弱い・苦手程度であれば最初は飲む覚悟をしたほうがいいかもしれません。

📌実際にお酒を飲まないで接客しているホストを紹介

ノンアルで活躍しているホストのインタビュー動画です!
実際にノンアル営業で成功しているホストのリアルな姿をご覧ください!

他、お酒を飲まない営業スタイルで知られる有名ホストと言えば「ROLANDさん」「春人さん」「星咲五奏さん」が挙げられます。
1人ずつ紹介していきます。

ROLAND

2018年にホストを引退し、現在はタレント・実業家として活躍されているROLAND(ローランド)さん。

ホスト時代には強い存在感を放ち、注目を集めていたローランドさん。
そんなローランドさんは、お酒を飲まないホストとしても有名です。

理由は「夜にお酒を浴びるほど飲むと言う不健康なライフスタイルが受け付けなかった」「お酒を飲んで活躍しているホストにお酒なしで勝つ」「お酒は良いものを適量飲むのが楽しい」など。

理想のホスト像や価値観を大事にしつつもしっかり結果を出す……かっこよすぎますね。

春人

お酒を飲まずに接客するスタイルで活躍している『A.I.M』の春人(はると)さん。
春人さんはお酒が一滴も飲めないそうで、接客中はいつもノンアルドリンクなんだとか。

ホストを始めた当初はお酒が飲めず、女の子をガッカリさせてしまうこともあったそうです。

しかし丁寧な気遣いや盛り上げ役としてのスタンスが、お客様からの信頼に繋がっていったようです。

星咲五奏

『Chloe』と『Emma』という2つのホストクラブのプロデュースを務めた星咲五奏(ほしざき ごそう)さん。
冬月グループでも知名度の高いホストのひとりです。

そんな星咲五奏さんはお酒が飲めない体質とのこと。接客中は炭酸飲料を好んで飲んでいるそうです。
星咲五奏さんは早い段階でYouTubeを始めたり、有名テレビ番組へ出演されたりしていました。

こういった積極的なやメディアへの露出もお酒なしで活躍するホストには必要なのかもしれませんね。

📌お酒が飲めないホストが活躍する接客テク

ここからはノンアル営業で接客に工夫を凝らしているプレイヤーさんの実践例を3つ紹介します。

・お客さまへの気遣いをより意識する
・他ホストよりその場を盛り上げる
・お客さまと向き合った会話を重視する

お酒が飲めないことは人によっては不利に感じるかもしれませんが、それを強みに変える工夫もできるはずです。

お客さまへの気遣いをより意識する

お酒が入っていないというのは、裏を返せば細やかな気遣いができます。

お酒が入っていると判断力や観察力が落ちて、お客さまを会話から置いてけぼりにしたり、話した内容を忘れてしまったり……。お客さまをおざなりにしがち。

その点、お酒が入っていないからこそ冷静にお客さまを観察して「疲れていない?」「飲み過ぎていない?」「お水飲む?」といったさりげない気遣いができます。

人気のあるホストに共通するのは、気遣いや心遣いが自然にできるという点かもしれません。
お酒を飲めないことが逆に接客の場面でプラスに働くケースもあるのです。

他ホストよりその場を盛り上げて楽しませる

お酒が入っていないからと言って一歩引いたテンションでいるのは避けましょう。
周りが盛り上がっているのに暗い顔をしていたり、ダルそうだったり、マイナスな雰囲気を出してしまうと場が白けてしまいます。

むしろアルコールが入っていないからこそ、率先して卓の会話を回したり、人一倍大きな声を出したりとその場を盛り上げる振る舞いを意識しましょう。

その姿勢はお客さまだけではなく、一緒に働くホストにも伝わり、最終的には良い形で自分に返ってきますよ。

お客さまと向き合った会話を重視する

お客さまと向き合った会話に比重を置いてみるのも手です。
ローランドさんはお酒を飲まないスタイルで知られていますが、その理由は「完璧な接客を提供するため」だと語っています。

“お酒、好きは好きなんですけど完璧な接客を見て欲しいので
なるべく酔わないように気を付けてます。”

引用:ROLAND(ローランド)様というジャンルを築くブレない接客術  maison de beaute
( https://beauty.beaute.tokyo.jp/column/1529 )

また『Club Romance』の信長さんは次のように述べています。

“信長氏は「三流は話す、二流は聞く」とも。では一流とは? その答えを信長氏は「引き出す」と即答しています。”

引用:No1ホストのトーク術「三流は話す、二流は聞く」一流は? 新刊JP
(https://www.sinkan.jp/news/9280?page=1)

お酒が飲めなくても、あるいは飲まなくても会話でお客さまを楽しませることは可能です。
実際に活躍しているホストの多くは、目の前のお客さまとの会話をとても大切にしているようです。

お酒を飲まなくても、会話でお客さんに喜んでもらえたら、自分らしいホスト像に一歩近づけるかもしれませんね。

📌元ホスト直伝:お酒でなるべく酔わないための6つのコツ

ここからは元ホストがお酒でなるべく酔わないためのコツを6つご紹介します!

・事前に周囲にお酒が飲めないことを伝える
・お酒が弱いと素直に伝えて最初だけ飲む
・ヘルプにお願いする
・お酒を薄く作るorソフドリに入れ替える
・飲むスピードを自分で調整する
・酔いをケアできるサプリを飲む

お酒を飲まなくてもホストとして働くことは可能です。
また、ノンアル営業で活躍しているホストも実際にいます。

もちろん体質的にお酒が受け付けず、一滴でも飲むと倒れてしまう場合は別ですが……。

新人の頃は、場の雰囲気や空気感に合わせてお酒をすすめられる場面があるかもしれません。

ここでは、なるべく酔わないためのコツを説明します!

事前にお店にお酒が飲めないことを伝えておく

事前に内勤(黒服)や仲間にお酒を飲めないと伝えておくのも手です。
あらかじめ飲めないと伝えておけば、仲間から無理にお酒を飲めと言われる回数は減るでしょう。

ヘルプに入っている場合は、担当ホストが「こいつお酒飲めないんだよ」とフォローしてくれるかもしれません。

先述したとおり、最近では個人プレーからチームで支え合う営業スタイルに変わってきているホストクラブも増えています。
お酒を飲めないことを正直に伝えて、周りに頼るのもひとつの戦い方です。

もちろん、その分自分なりの接客スタイルを磨いたり、盛り上げ方を工夫したりすることが、大きな武器になるかもしれません。

お酒が弱いと素直に伝えて、最初だけ飲む

お酒が飲めないと伝えていても担当と一緒に飲みたいと希望するお客さんはいます。
お酒が一滴も飲めない場合は丁重に断る必要がありますが、弱い程度だったら最初は一緒に飲んで次からノンアルに切り替えるのも良いでしょう。

最初だけ一緒に飲むだけで喜んでくれるお客さんはいますよ。

ヘルプにお願いする

よく使われる手法がヘルプに頼ること。
ヘルプとは担当ホストと一緒に卓について接客全般をサポートするホストです。

ヘルプは場の雰囲気づくりやサポート役として、お酒を飲む場面も出てくることがあります。
自分に付いたヘルプに飲んでもらえば、極論自分は無理してお酒を飲む必要がありません。

とは言え、飲んでもらっているにも関わらず飲んで当たり前といった態度を取っていると、徐々に周りは助けてくれなくなります。
お酒が飲めない自分の代わりに頑張ってお酒を飲んでくれたヘルプには、必ず感謝の気持ちを伝えましょう。

お酒を薄く作るまたはお酒をソフトドリンクに入れ替える

自分のお酒を薄めて作ったり、ソフトドリンクに入れ替えたりする方法もあります。
割りもの系のお酒は割るのが当然なので、自然な形で自分でアルコール量を調整できます。

もしヘルプにお酒を作ってもらう時は、事前に打ち合わせをしておきましょう。
また、ソフトドリンクを活用したい場合は、無理にごまかすのではなく、事前に周囲と連携したり、お客様と話し合って対応できると理想です。

場合によっては、気づかれにくいこともありますが、なるべく正直に伝えるのが安心です。
とは言え、うまく伝える自信がない場合は、事前に店内での立ち回りをスタッフと相談しておくと安心です。

飲むスピードを自分で調整する

お酒に酔ってしまう原因として飲む速度が早いというものがあります。
飲む速度が早ければその分だけアルコールを摂取するので酔うのも当然です。

お酒に酔いやすい、あるいは弱いのであればお酒を飲む速度を自分で調整しましょう。

なおイッキ飲みする際は飲む速度を調整できません。
場合によっては、おしぼりなどを使って飲むふりをするテクニックが使われることもありますが、基本的には無理せず事前の相談や工夫で乗り切るのがベストです。

酔いをケアできるサプリを飲む

酔いやすい体質であれば、お酒を飲む際にセルフケアを徹底しましょう。 お酒を抜く一番の方法は水分を小まめにたくさんとることですが、サプリメントも効果的です。 お酒を飲む前や飲んだ後など、サプリを飲んでおくだけで悪酔いや二日酔いを防止できます。

商品名 価格 効果
琉球 酒豪伝説(6包) 682円〜 悪酔いや二日酔い防止
ミラグレーン錠(15錠) 660円〜 二日酔い対策など
ハイチオールC(60錠) 869円〜 全身倦怠・二日酔い

※価格変動あり

どれもコンビニやドラックストア、通販などで購入できるものばかりなのでぜひ試してみてください!

まとめ:ホストはお酒が飲めなくても努力次第で売れっ子に!

お酒を飲めなくてもホストとして働くことは可能です。
現にローランドさんや春人さん、星咲五奏さんは、お酒を飲まないスタイルで活躍していたことでも知られています。

また、最近では、個人プレーだけでなく、チームで支え合う営業スタイルを取り入れるお店も増えてきています。
お酒が飲めなくても仲間同士でカバーしあえる場合もあるのです。

しかし、お酒を飲まない場合は、自分の得意なスタイルや強みを見つけて工夫していくことが大切です。

たとえば……
・お客さまへの気遣いをより意識する
・他ホストよりその場を盛り上げる
・お客さまと向き合った会話を重視する

お酒が飲めないことを前提に、自分なりの営業スタイルを見つけていくことで、きっと活躍の道が開けていくはずです。