未経験でもわかる!売れっ子ホストへの道!

ホストクラブに入店して、一週間ほどしてくると、ホストクラブのおおよその流れがわかるようになってくるかと思います。
テーブルマナー、シャンパンコール、ヘルプ…様々な業務があるホストクラブですが、実際に売上を出さないと意味はありません。

「いざ自分のお客さんとなったらどうしたらいいかわからない…」
そんな方のためにそれぞれのステップに合わせて解説します!
大切なのは“自分がどこでつまずいているか自覚する”ことです。

ステップ1、お客様と連絡をとる

現在ラインの連絡先に、どのくらいお客様の連絡先が入っていますか?
いまは大きくわけて3つの方法でお客様と出会うことができます。

1つ目は初回(フリー)

これはお店が入れてくれる指名のないお客様です。
フリーのお客様は、”すでにホストクラブに来店している”という点で次の来店を促す(営業をかける)口実になりやすいのがメリットです。
デメリットとしてはいわゆる初回荒らし(フリーのみで指名する気がない)がいる可能性や、ホストクラブに行きなれているお客様の場合は、それなりに高いレベルの接客を求められることが多いです。

2つ目はSNS

TwitterやInstagram、出会い系などで連絡を取る方法です。
マッチングアプリを使っている女性も多く、お店に頼らずに自力で活動できるので、連絡先の分母を増やすにはうってつけです。
ただし、ホストと明かすと警戒される場合や、ホストクラブに対する恐怖心が強い可能性が高いので、どうやって営業するかテクニックが試されます。

3つ目はキャッチ

街で直接声をかける方法ですが、近年迷惑防止条例など、営業目的で外で女性に声をかけること自体が禁止されている区域も多く、場合によってはお店に迷惑をかけることにもなりえるのであまりお勧めはしません。

まずはお客様と連絡をとらないことには話になりません。
ただし、連絡を取る相手が多ければいいというわけでもありません。
特に入店したばかりのことは覚えることも多く、割ける時間や労力にも限りがあります。
10人に等しく時間を使うよりは、はじめは2~3人に絞って密に連絡を取るのもひとつの手法です。

ステップ2、お客様と外で会う

普段連絡をとりあっていてもなかなかいきなり店に呼ぶことは難しいです。
まずはお客様と一度外で会ってみましょう。これを店外(てんがい)といいます。

「外で会おうと誘っているけど、なかなか会えない」

という人は自分に置き換えて考えてみてください。
あまり興味がない人と、わざわざ時間を使って外で会おうと思いますか?
仕事が忙しい、タイミングが合えば…など、濁してしまうのではないでしょうか。
誘っても何度も断られてしまう場合、そもそも相手が自分に興味がない可能性が高いです。
それでは、お店に来てもらうことはほぼ確実に難しいですよね。
普段のラインや電話、誘い方などとにかく工夫してみましょう。
自分よがりな会話、売上を焦るあまりに強引な誘い方になっていませんか?

ステップ3、営業をかける

イイ感じの関係になったらお店に呼んで(営業をかけて)みましょう。
女性が自分からお店に行くと言ってくて、実際に来てくれるパターンは非常に稀です。
関係性が崩れるのが怖い、なんて切り出していいかわからない
それでズルズル長引かせてもただのライン友達で時間の無駄です。
状況にもよりますが、ラインを交換して2週間以内には営業をかけてみましょう。
もしそれでブロックされてしまっても、よくあることなので気にせず次にチャレンジしましょう。

ステップ4、ドリンクを煽る

お客様に指名していただいて、まず初めにつまずくのがドリンクの煽り方です。
はっきり言ってホストクラブのドリンクは高いです。特に未経験だとその金額に躊躇してしまい、なかなか飲みたい、と言えない場合もあるかと思います。
初めのうちはヘルプの従業員に頼んで助けてもらうこともできますが、いつまでもそれでは成長しません。
まずは思い切ってドリンクをもらっていいか聞いてみましょう。
そもそもホストクラブはそういう場所なので、ドリンクを煽ったからと言って悪いことをしているわけではありません。
場合によってはお客様の金銭状況を一緒に相談しながら最大限楽しませてあげることで、次の来店に繋がります。

ステップ5、顧客を増やす

安定した売上を出すには、顧客を増やす必要があります。
ここで初めて自分の営業スタイルやお客様が何を求めているのかを正確にジャッジするテクニックが問われます。
まず、お客様は自分の何を気に入って来店してくれているのか、何を求めているのか、どういう関係になりたいのか。
こればかりはパターン化して言えることではないので、このあたりからホストとしての本領が試されます。

ステップ6、顧客管理をする

お客様が二度と来店しなくなってしまうことを業界用語で“切れる”と言います。
100%お客様が切れないホストはいませんが、せめて切れにくいホストになるために気を付けることをいくつかあげていきます。

まず、ホストクラブに来店するお客様はナイトワークをしている場合がほとんどです。
特に男性接客はストレスが溜まる仕事なので、タイミングをみてしっかりアフターフォローをしてあげましょう。
仕事を始めるタイミング、いやなことがあったとき、辞めたくなるタイミング、出稼ぎに行く前、帰ってきたときなど、ポイントを押さえましょう。

また、営業方法によってお客様が切れてしまうパターンも違います。
本営(本彼営業)の場合は、「彼女なのになぜお金を使わないといけないの?」
色営(色恋営業)の場合は、「ほかにもっと好きなホストができた」
友営(友達営業)の場合は、「遊びに使う余裕がなくなった」
このあたりが一番多いです。

ぶっつけ本番ではなく、いろいろなパターンを想定して、どのように説得するかをあらかじめ考えておきましょう。

ホストで売上を出すということは、ほぼ例外なく上記の6ステップの繰り返しです。
根気のいる作業ではありますが、そのぶんのリターンも非常に大きい仕事なので、ぜひあきらめずに売れっ子目指して頑張ってください!