ホストクラブに来る男性客(殿)とは?タイプ別心理と接客の正解

ホストクラブ=女性が楽しむ場所、という印象はまだまだ強いですよね。
ただ実際は、状況によって男性客が来店するケースもあります。
そこでこの記事では、男性客(殿)が来店できる条件から、よくあるタイプ、新規の殿が持っている心理、接客で失敗しないコツまでまとめて解説します。
まず確認:男性客は入店できる?店ごとのルールを把握しよう
男性客の扱いは、店の方針で分かれます。
「男性OK」と一言で言っても、パターンがいくつかあるので、最初に自店のルールを確認しておきましょう。
男性客の来店ルールは主に3パターン
一律NG:男性客の入店を断るスタイル。空間の統一やトラブル回避を重視する店舗に多め。
女性同伴ならOK:女性客の同伴者としてなら入店可。比較的よくあるスタイル。
一律OK:性別問わず歓迎。LGBTフレンドリーな店などで見られます。
男性客の可否は、店のコンセプト・他卓への配慮・トラブル防止などが理由になることが多いです。
「うちはどうなのか」を先に固めたうえで、現場対応に入るのが安全です。
ホストクラブに来る男性客(殿)のタイプは主に4つ
男性客といっても、来店の背景や目的はバラバラ。
タイプを見誤ると、ノリも距離感もズレやすいので、まずは分類で整理しておきましょう。
1)夜職女性が男性を連れてくるケース
夜職の女性が、同伴者として男性を連れてくるパターンです。
卓は派手に盛り上がりやすい反面、「女性を立てる」+「男性のプライドを潰さない」の両立が求められます。
男性を雑に扱うと空気が崩れやすいので、巻き込みつつ、さりげなく持ち上げるのが安定です。
2)夜職男性が女性と来店するケース
バー関係者・スカウトなど、夜の業界の男性が女性を連れてくることもあります。
女性が“ホスト目当て”ではなく、空間として来ているケースもあるので、前のめりに営業しすぎるとズレます。
この層は「場を仕切りすぎない」「プロっぽさは出しつつ前に出すぎない」がコツ。
女性の温度感に合わせながら、男性にも失礼なく対応しておくと印象が残ります。
3)男女混合の団体(打ち上げ・二次会)
イベントの二次会や友人グループなど、勢いで来店するタイプです。
全員がホスト初体験のことも多く、最初から全力で煽ると逆に引かれる場合もあります。
序盤は様子見でOK。
場の中心人物(盛り上げ役/リーダー格)を見つけたら、そこを軸にして全体の温度を上げるとまとまりやすいです。
4)ゲイ・バイのお客さん
ゲイ・バイのお客さんが来店することもあります。
話し上手で空気を作れる方も多く、盛り上がると指名につながるケースもあります。
ここで大事なのは、変に構えないこと。
過剰反応や距離の取りすぎはNGで、フラットに、敬意を持って接するのが一番伝わります。
新規で来る男性客(殿)の心理は「目的がはっきりしている」
新規の殿は、なんとなく来ているようで、実は目的が明確なことが多いです。
目的に合わない接客をすると、距離が縮まらず“次”につながりにくくなります。
ホストに対する好奇心(見物/下見)
「ホストってどんな世界?」「接客を生で見たい」といった観察欲で来る層です。
ライトな見物タイプもいれば、ホスト志望で現場を見に来る“下見”タイプもいます。
このタイプには、作り込みすぎず、自然体で“魅せる”が効果的。
距離を詰めすぎず、安心感を作れたら十分勝ちです。
部活ノリ・青春ノリを体験したい
テンション高めの空気を楽しみに来る層もいます。
コールや演出、非日常の盛り上がりが“遊びの目的”になっています。
ノリ重視の殿には、ツッコミやテンポ感で一体感を作るのが刺さります。
ただし、相手の温度を見て、踏み込みすぎないのが安全です。
接客・会話術を学びたい
ホストを「技術の現場」として見に来るタイプです。
距離の詰め方、質問の作り方、複数人への気配りなどを観察しています。
この層には、派手さよりも所作の綺麗さや気配りが響きます。
“プロの仕事”をさりげなく見せると信頼が取りやすいです。
人生相談・恋愛相談をしたい
「盛り上がり」よりも「話を聞いてほしい」で来る殿もいます。
答えより受け止めを求めている場合も多いので、まずは傾聴が正解です。
意見を求められたときだけ、押しつけずに「俺ならこうする」で返すと、距離感がちょうど良くなります。
同性から評価されたい(男として認められたい)
ホストに褒められることで自己肯定感が上がるタイプです。
服・髪型・武勇伝など、“評価されたいポイント”を持って来ることもあります。
この層は、見つけて褒めるだけで満足度が上がりやすいので、ストレートな承認が強い武器になります。
新規の殿を接客するときのコツ
1)まずは話を聞く(傾聴で安心を作る)
新規の殿は「様子見」状態のことが多いです。
最初から営業モードで行くより、相手を知る時間にした方が成功率は上がります。
ポイント:
・「それってどういうことですか?」で深掘り
・リアクションはしっかり返す
・評価せず、まず受け取る
2)求められたら意見を言う(無難に逃げない)
「どう思う?」と聞かれたときは、曖昧に流すと薄く見られます。
ただし正解を押しつけるのではなく、個人の経験として話すのがちょうどいいです。
コツ:
「俺も似たのあった」→共感→「俺ならこうする」で一言。
説得より寄り添いが刺さります。
3)武勇伝は褒めに徹する(否定しない・茶化さない)
武勇伝を話す殿は、気持ちよくなりたいサインです。
ここで空気を壊さず気持ちよく帰してあげると、次に繋がりやすくなります。
4)盛り上げは“踏むタイミング”が命
序盤から全力で盛り上げるのが正解とは限りません。
相手の温度を見て、ギアを上げるタイミングを合わせる方が刺さります。
男性客の料金システムは基本「男女共通」
多くの店舗では、料金は男女で変わりません。
性別で差をつけると揉めやすいので、基本は一律で案内されることが多いです。
主な内訳:
・セット料金(1時間 or 時間無制限)
・ドリンク/ボトル代
・指名料/サービス料(TAX) など
イベント日や同伴割など、例外がある店もあるので、「うちの案内はこれ」を先に確認しておきましょう。
まとめ:殿対応ができるホストは、接客の幅が一気に伸びる
男性客(殿)は、店のルールとタイプの見極めができれば怖くありません。
むしろ殿対応が上手いホストは、どんな客層にも対応できる“強さ”がつきます。
押さえるポイント:
✅ 男性客の可否は店ルールが最優先
✅ 殿はタイプによって目的が違う
✅ 新規は傾聴→求められたら意見、が基本線
✅ 盛り上げはアクセルを踏むタイミングが大事
✅ 料金は男女共通が基本
まずは一人の人間として誠実に向き合うこと。
それが結果的に「また来たい」「次は指名で」と思わせる一番の近道になります。
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