昨日の自分を超えろ。ホストのための毎日0.1%成長ジャーナル

はじめに

最近、ジャーナルという言葉を耳にすることが増えてきました。
「ただの日記でしょ?」」
「疲れて帰ってきてまで書く意味あるの?」

そう思うかもしれませんが、実はこれ、メンタルを安定させつつ売上を伸ばすための最強の自己投資術です。

毎日をただの「繰り返し」にせず、昨日の自分を超えて行くためのジャーナル活用法について解説していきます。

そもそも、ジャーナルとは?

ジャーナル(Journaling)とは、ひとことで言えば「自分をアップデートするための作戦会議」です。

多くの人がイメージする日記は、その日の出来事を振り返るもの。
一方ジャーナルは、自分の頭の中にある感情や事実をすべて書き出し客観的に分析して「次の行動を決めるためのツール」です。

「日記は思い出の記録、ジャーナルは売上のための戦略」とイメージしておくと良いでしょう。

書く迷走とも呼ばれており、科学的にメンタルを整える効果が証明されています。

ホストという仕事は感情の波の連続。
だからこそ、頭の中を整理せずに寝てしまうのは重いアプリを動かし続けているスマホと同じ。
ジャーナルを書くことは、頭の中をクリアにし、明日のパフォーマンスを高めるための儀式なのです。

書くだけで「次、どうするか?」が勝手に見えてくる

そんなとき、ただイライラして終わってませんか?
実は、このモヤモヤを放置するのが1番もったいないんです。

「なんで?」を「こうしよう」に変える

頭の中だけで考えると「あいつマジで意味不明」という怒りだけで終わってしまいがち。
でも、それをそのまま文字に書き出してみると、不思議と冷静になれるもの。

客観的に見つめることで、ただのイライラが「次はこう声をかけてみよう」という具体的な作戦に変わります。

「たまたま売れた」を自分の実力にする

調子が良かった日も同じです。
「なんで今日、あの姫はあんなに楽しそうだったのか?」

それを一言残しておくだけで「たまたまが運が良かった日」が、いつでも再現できる「自分だけの勝ちムーブ」になっていきます。

ジャーナルに書くべき5つの要素

「よし、書くか!」となっても何を書けば良いか迷いますよね。
寝る前にスマホのメモアプリや、ノートに以下のポイントを箇条書きするだけでOK。

①コンディションの数値化

まずは今日の自分を客観的にチェック

これらを記録しておくと調子が悪くなりやすいタイミングが見えてきます。

②感情をそのまま吐き出す

「マジで納得いかない」「イヤな気分になった」そんなドロドロした本音をそのまま吐き出してください。
外に吐き出すだけで、脳がデトックスされてスッキリします。

③感謝をリストアップ

「○○さんがフォローしてくれた」「シャンパンを入れてくれた」などのしてもらって嬉しかったことを書き出します。
接客に不可欠な「心の余裕」が戻ってきます。

④成功と失敗の「事実」だけを書く

「○○という一言で空気が悪くなった」など感情を抜きにして、起きた事実だけをメモします。
これがあなただけの最強の攻略本になります。

⑤明日の「具体的なアクションプラン」を決める

明日やるべきことを具体的に決めて書き出します。
「LINEを○○名に送る」など、明日やるべきことを確定させておくだけで起きた瞬間に「今日は何をするか」という迷いがゼロになります。

この迷いのなさが精神的な余裕を生み出します。

継続の極意:完璧主義を捨てて「1行」から始める

ジャーナルで1番大切なのは、綺麗に書くことではなく「続けること」です。

ホストの仕事は夜も遅いし、お酒を飲みすぎて帰ってくる日もありますよね。
そんなときに「5つの要素を全部埋めなきゃ」なんて思うと続きません。

このくらいの「ゆるさ」が継続のコツ。

まずは3日、そこから1週間と続けていくことで「書かないと気持ち悪い」という感覚になってきたら、もうこっちのものです。

まとめ:言葉を磨くことは、指名力を磨くこと

「ジャーナルなんて、自己満足」と思う人もいるかも知れません。
でも、自分の感情や行動を言葉にできる能力は、そのまま「姫の気持ちを動かす言葉の力」に直結します。

自分の本音さえ言葉にできない人が姫の心に響く言葉を届けるのは難しい。

ジャーナルを通じて自分と向き合う時間は「指名されるための武器を磨く時間」でもあるのです。

昨日の自分をライバルにして、1歩ずつ確実に。
今日寝る前、スマホのメモ帳を開くことから始めてみませんか?