指名につながるLINEのコツ完全版|返信率UPと距離が縮まる話題を解説

ホストにとってLINEは、お客さまと連絡を取るための必須ツールです。
ただ、会話を続けるのが難しいと感じたり、返信が来ずに悩んだりすることもあるでしょう。
この記事では、お客さまからスムーズに返信をもらうための考え方と、関係を深めて指名につなげるLINEテクニックをまとめて解説します。
会話を続けるコツや、自然に話せる話題も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
お客さまからLINEを返してもらうテクニック

まずは、LINEをスムーズに続けるための実践的な基本から押さえていきましょう。
お客さまが返信しやすいタイミングを意識して送る
返信率を上げたいなら、相手が返しやすい時間帯を狙うことが大切です。
判断のヒントは「返信が来る時間」と「生活リズム」です。
たとえば、朝8〜9時に返信が来るなら日中勤務の可能性も考えられます。
夜勤や不規則な方は返信時間がバラつく傾向もあるため、まずは相手の返信パターンから見積もるのがおすすめです。
なお、職業を聞かれたくないお客さまもいるので、関係が浅いうちは仕事の深掘りは控えるのが無難です。
返信がスムーズに進む内容かつ短い文を心がける
狙い:相手が返しやすいボールを投げて会話を動かします。
(会話例)
ホスト:今日寒くない?体調大丈夫?
お客様:さむい〜 仕事でバタバタだった
ホスト:おつかれ!今週って休みいつ?ちょっと息抜きしよ
会話を続けたいなら、内容をシンプルにして短文を意識しましょう。
なぜなら、返信へのハードルが下がり、返しやすくなるからです。
相手が興味を持ちそうなテーマを選び、軽く掘り下げられる質問にすると返信が戻りやすくなります。
長文は読むのに時間がかかり、返信が後回しになりやすいので注意してください。
名前を必ず入れ込む
狙い:テンプレ感を消して、あなた宛ての連絡にします。
(会話例)
ホスト:〇〇ちゃん、今日ほんとおつかれ!
お客様:ありがと〜
ホスト:〇〇ちゃんが頑張ってるの知ってるから、無理しすぎないでな
メッセージにお客さまの名前を入れるだけで、親近感が生まれやすくなります。
冒頭に入れると「覚えてくれている」と伝わり、印象も上がりやすいです。
また、誰にでも送っているような文章になりにくく、特別感を出しやすいのもポイントです。
可能なら、相手の好きなもの・前回話した内容など、個別要素を一つ混ぜるとより効果的です。
お客さまとのLINEで意識すべきポイント

LINEを「返してもらう」だけでなく、「続ける」ために意識しておきたいポイントを整理します。
絵文字や返信頻度などすべて相手のマネをする
狙い:相手の「ノリ」に合わせて距離感を縮めます。
(会話例:相手が絵文字多め)
お客様:今日めっちゃ疲れた〜😂
ホスト:それはキツい😂 おつかれ!ご褒美なに食べたい?🍖
お客様:焼肉かな〜!笑
ホスト:いいね!焼肉いこ🍖 〇〇ちゃんの好きそうな店探しとく!
絵文字・スタンプ・文の長さ・行間・口調(敬語/タメ口)など、相手のLINEの癖を合わせる意識が大切です。
いわゆる「ミラーリング」の考え方で、距離感を短いスパンで縮めやすくなります。
返信頻度も相手のペースに寄せると、一方通行になりにくく、会話が続きやすくなります。
同時並行するやりとりは2つまでにする
狙い:会話が散らからないように整理して、返信しやすくします。
(会話例)
ホスト:今日の仕事どうだった?
お客様:やっと終わった〜
ホスト:おつかれ!じゃあ今日のご飯は何食べた?(まずここまで)
話題を同時に広げすぎると、混乱して返信が遅れたり、盛り上がる話題を取りこぼしたりする可能性があります。
同時並行の話題は2つまでに絞り、会話の複雑化を防ぎましょう。
指名や同伴につながるチャンスを逃さないためにも重要です。
相手の好きなものや興味のある内容の話をする
お客さまの好きな食べ物・趣味など、相手の好みに合わせた話題を中心にすると会話が弾みやすくなります。
興味のある話題は返信が前向きになりやすく、共感する姿勢も伝えやすいからです。
趣味が合えば会うきっかけにもなりますし、違っても深掘りの質問ができるので、どちらでも問題ありません。
できれば毎日連絡を取り合う
返信頻度は相手に合わせるのが前提ですが、理想は毎日1回の連絡で習慣化されることです。
相手のルーティンに入ると、心理的な距離が縮まり、返信や「会うこと」へのハードルも下がりやすくなります。
連絡する時間帯をある程度固定すると、「いつもこの時間に来る」と印象に残り、習慣化されやすくなるでしょう。
会話の流れに合わせて自然に会う機会を作る
狙い:唐突な誘いじゃなく、“話の続き”で会う理由を作ります。
(会話例)
お客様:最近ハンバーグにハマってる
ホスト:わかる、うまいよな。〇〇ちゃんってデミ派?和風派?
お客様:デミ!
ホスト:じゃあ今度デミのうまいとこ行こ。今週と来週どっちがラク?
会う約束は、突発的に誘うより、会話の流れでさりげなく誘うのがベターです。
店外につながる話題(食事・映画など)なら自然に誘いやすくなります。
また大切なのは、LINEで仲良くなってから会うのではなく、仲良くなるために会うという考え方です。
LINEはあくまで連絡手段で、関係を深める最短は実際に会うことだと意識しましょう。
既読スルー後の「1通だけ気遣い」
狙い:追いLINEにならない距離感で、返信のきっかけを作ります。
(会話例)
ホスト:最近どう?無理してない?
ホスト:返事いらないけど、体調だけ気をつけてな〜
指名本数を2倍にしたLINEを盛り上げるテクニック

ここからは、LINEを「連絡」で終わらせず、会話として楽しくするための工夫を紹介します。
より会話が盛り上がるように質問の形を変える
ただ質問するのではなく、あえて「知ってる風」に決めつけを混ぜると会話が動きやすくなります。
当たっても盛り上がり、外れても理由を添えれば会話が続くため、単調になりにくいのが強みです。
結果的に「当たりでもハズレでも盛り上がる」形が作れます。
お客さまの趣味や好みに合わせた話題を展開する
相手の趣味趣向に合わせて、答えやすい形で話題を振ると会話が途切れにくくなります。
回答次第でツッコミを入れたり、自然にご飯へ誘ったりできるのもポイントです。
好きな食べ物・映画など「出かけるきっかけ」になるテーマは、盛り上がりと約束の両方につながりやすいでしょう。
画像を適宜使用する
狙い:視覚でテンションを上げて、返信しやすい空気を作ります。
(会話例)
ホスト:これ見てw(ハンバーグの写真)
お客様:うわなにそれ!うまそ!
ホスト:やろ?今度これ系一緒に食べよ。〇〇ちゃん絶対好きやと思う
会話の途中で画像を入れると、視覚的な楽しさが増えて盛り上がりやすくなります。
文面だけだと淡々としがちですが、話題に合う画像や、少しボケた画像を挟むと反応が取りやすくなることもあります。
「自分がボケて、お客さまがツッコむ」という流れができると、会話がさらに楽しくなりやすいです。
相手の感情をうまく刺激し、飽きさせない工夫を意識しましょう。
お客さまとLINEする上での注意点

LINEは便利な一方で、ちょっとしたミスで距離ができることもあります。
指名につなげるためにも、以下は必ず押さえておきましょう。
ある程度仲良くなるまで、お店の話題は避ける
狙い:営業感を薄めて、関係づくり優先にします。
(会話例)
お客様:今週バタバタでしんどい
ホスト:それはキツい…じゃあ落ち着いたら、ちょっと話そ。元気つけたい
仲が浅い段階でお店の話題を出すと、営業感が強くなりやすいです。
来店のタイミングはあくまでお客さまが決めるものなので、無理強いは禁物です。
関係を少しずつ深め、仲ができるまでは店の話を前に出しすぎないよう注意しましょう。
追いLINEや返信を急かすことはしない
返信が来ないからといって、続けざまに送ったり、返信を急かしたりするのは避けるべきです。
しつこさは負担になり、かえって返信が遠のく可能性があります。
返信ペースは人それぞれです。相手の生活を尊重し、追いLINEはしないことを徹底しましょう。
おまけ:自然に会話を楽しむための話題3選
話題に困ったときに使いやすく、距離が縮まりやすいテーマを3つ紹介します。
定番ですが、ホストとしての強みにもつながりやすい内容です。
好きな食べ物の話題
食べ物の話はハードルが低く、会話のきっかけとして非常に使いやすいテーマです。
好みや食生活も知れますし、同じものが好きなら共感で盛り上がりやすくなります。
気になるお店の話が出れば、自然に食事に誘う流れも作りやすいでしょう。
趣味の話題
趣味の話は話題が豊富で、会話が盛り上がりやすい定番テーマです。
映画・音楽・アウトドアなど幅が広く、共通点があれば一気に距離が縮まります。
趣味が違っても「詳しく聞く」きっかけになり、口数の少ないお客さまがよく話してくれるケースもあります。
お笑いやエンタメの話題
お笑いやエンタメは、リラックスした雰囲気を作りやすく、基本的にポジティブな会話になりやすいのが特徴です。
芸人・番組・動画など幅も広いので、お互いのおすすめを紹介するのも良いでしょう。
ただし好みが違うときに否定が強くなると空気が重くなるため、共感を意識した反応を心がけましょう。
まとめ:LINEを活用してお客さまとの関係を深めよう!
お客さまとのLINEは、いかに会話を盛り上げ、返信しやすい環境を作るかがカギです。
お客さまとのLINEを盛り上げるテクニック
① 質問の形を変えて会話を動かす
② 趣味や好みに合わせて話題を展開する
③ 画像を使って視覚的な楽しさを足す
テクニックだけに頼るのではなく、時間帯・文章量・話題選びなどを通じて、相手の気持ちを考えることが重要です。
会話が自然に続くようになれば、関係が深まり、ゆくゆくは指名にもつながっていくでしょう。
ぜひ今回の内容を活かして、LINEのやり取りからお客さまとの関係性を深めてみてください。
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