ホストのメイク完全ガイド!初心者でもできるやり方と失敗しないコツ

この記事では、ホストのメイクについて基本から失敗しない方法までわかりやすく徹底的に解説します。

こんな方におすすめ

・メンズメイクの基本を知りたい
・必要なメイク道具を用意したい
・失敗失敗しないホストメイクのポイントを知りたい

はじめに

「ホストになろうと思うけどメイクって必要なの?」
「メイクってどうやるのかわからない…!」

そんな方も多いのではないでしょうか。
昔は一部の人だけがしていたメンズメイクも、今ではホスト業界では常識になっています。
実際に、人気ホストの多くがメイクを武器として使いこなしています。

この記事を読めば、メイク初心者でも一歩踏み出しやすくなります。
ホスト初心者の方にとっては必見の内容ですので、ぜひチェックしてみてください。

ホストにメイクって必須なの?

「ホストって絶対にメイクするものなの?」
そんな疑問を持つ人も多いですが、答えはNOです。
ただし、実際のホストクラブでは、ほとんどのホストが何かしらのメイクをしていることがほとんどです。

なぜなら、第一印象はホストにとってかなり重要なポイントだからです。
もちろん話術も大切ですが、お客様から選ばれる入口はどうしてもビジュアルが判断基準になります。清潔感や容姿がそのまま評価につながるからこそ、メイクで見た目を整えるのは自然な流れですね。

最近では、男性がメイクをすることは若い世代を中心に普通になってきていて、メンズメイクを街で見かけることも珍しくなくなってきました。
ホスト業界でも同じ流れがきていて、昔のV系(Vホス)のような濃いメイクではなく、ナチュラルで整って見えるメイクが主流になっています。

韓国アイドルの影響もあり、メンズメイクに抵抗を感じない人も増えてきたのではないでしょうか。
自分をより良く見せるための工夫として、メンズメイクは一つの戦略とも言えます。

ホストがメイクを取り入れる2つのメリット

ホストがメイクをすることで得られる主なメリットを、ポイントごとに整理して解説します。メイクは単なるオシャレではなく、印象づくりに直結する要素です。

①肌をより美しく見せられる

メイクをする大きなメリットの一つが、肌の見え方を整えられるという点です。
ベースメイクをしっかり行うことで、シミ・ニキビ・色ムラなどの「男性の肌悩み」を自然にカバーし、全体のトーンを均一に仕上げられます。
男性の場合は、ヒゲ剃りによる青みを隠せるため、より清潔感のある印象を与えやすくなります。肌の綺麗さは第一印象を大きく左右するため、接客の場では大きな差になるでしょう。

さらに具体的なメイク方法については後半で詳しく説明します。

②自分に自信が持てるようになる

もう一つのメリットは、自信の向上につながることです。
メイクでコンプレックスを目立たなくし、魅力を引き出せればビジュアルに対する満足度が高まりやすくなります。

ビジュアルの評価が上がることで、仕事やコミュニケーション面でも前向きになれます。見た目が整っているという感覚は、気持ちの余裕やモチベーション維持にも良い影響を与えます。
多くのホストが、自分の魅力を活かすための手段としてメイクを取り入れているのも納得ですね。

メイクの基本:ベースメイクから始めよう

「メイクをしてみたいけれど、何から手を付ければいいの?」
そんな方は、まず“ベースメイク”を押さえるところから始めるのがおすすめです。

ここでは土台づくりのステップを順番に解説していきます。
初めての方でも迷わずに進められるように、実践的なポイントもセットでまとめています。

①スキンケアで肌を保湿する

最初の工程は、洗顔後の保湿です。肌が乾いている状態ではメイクが密着しにくく、崩れやすさの原因にもなります。

化粧水・乳液などを使ってしっかりと潤いを与えておきましょう。特にヒゲ剃りをした後は肌が乾燥しやすいので、保湿ケアは必須です。メイク崩れや皮脂分泌を防ぐという嬉しい効果もあります。

スキンケアのコツは、軽く押さえ込むハンドプレスです。うるおいを肌に十分になじませておくことで、次に重ねるメイクのノリが格段に良くなります。

②化粧下地を塗る

保湿がなじんだら、次は化粧下地を塗ります。スキンケアが肌になじみ、軽くモチっとした感触になった頃が最適なタイミングです。

下地は、メイクの持ちを良くし、ファンデーションを均一に仕上げるための欠かせないアイテムです。言わば接着剤のような役割なので、下地を飛ばして直接ファンデーションを塗ることは避けましょう。肌悩みや求める仕上がりに合わせて、様々なタイプから選ぶことができます。

化粧下地の主な種類
・毛穴をなめらかに見せるタイプ
・皮脂崩れやテカリを抑えるタイプ
・乾燥を防ぐタイプ
・肌色補正用コントロールカラー
・紫外線、UVカットタイプ

店外での買い物やデートが多い方は、紫外線対策ができる下地を選ぶのもおすすめです。
また、手軽に済ませたい場合はBBクリーム(下地とファンデーション一体型)を使うのも良い方法です。

③ファンデーションを塗る

下地の次はファンデーションを塗ります。
こちらも種類や質感が豊富なので、自分の求める仕上がりに合わせて選びましょう。

■ファンデーションの種類と特徴
タイプ 形状 質感 特徴
クッション コンパクト+パフ 液状 みずみずしくツヤのある仕上がり。美容成分が多く、初心者でも扱いやすい。
リキッド ボトル・ポンプ
指orブラシ
液状 ツヤ・密着感・カバー感に優れ、カラー展開が豊富。
パウダー コンパクト+パフ
パフorブラシ
粉状 さらっとした軽い仕上がりで、テカリを抑えやすい。自然な雰囲気に。
クリーム コンパクト・容器
指orパフorブラシ
重めの液状 保湿力とカバー力が高く乾燥しにくい。

それぞれの特徴を理解しながら、自分の肌質・好み・スタイルに合ったものを選ぶと失敗しにくくなります。

■仕上がりの印象
仕上がり 特徴
ツヤ 透明感のある自然な印象・光沢のある質感
セミマット 適度な光沢を残しつつ落ち着いた印象・さらっとした質感
マット 陶器のように滑らかで光沢のない仕上がり

どれを選ぶか迷った際は、美容系インフルエンサーのレビュー動画を参考にすると質感の違いがわかりやすくイメージも掴みやすいです。また、お客様におすすめを聞いてみるのも話題の一つになるので一石二鳥です。

次は、それぞれのタイプに合った塗り方のポイントについて詳しく紹介します。

クッションファンデの塗り方とポイント
クッションタイプのファンデーションを使う際は、まずはパフに少しだけ含ませることがコツです。つけすぎるとムラになりやすいため、少量ずつ重ねていくのが理想です。

肌の上をすべらせていくのではなく、軽くタッピングしながら押し込むように広げていきます。これを意識すると、ファンデーションがしっかり密着して自然なツヤ感を保ちながらカバーできます。

➡️クッションファンデを塗る順番
顔の中心から外側へ塗るのが基本です。



おでこ

目元

鼻周り

口元

の順番で馴染ませると全体のバランスが整います。

仕上げには、パフのファンデーションがついていない面で軽く押さえると定着力がアップし、綺麗な仕上がりが長時間持続します。気になる部分には少しずつ重ね塗りして調整してください。

リキッドファンデの塗り方とポイント

リキッドファンデは、こするのではなく撫でるように伸ばすことがポイントです。
力を入れすぎないことで、厚塗り感のない自然な肌に整います。

➡️リキッドファンデを塗る順番

広い範囲から、目元や口元などの細かいパーツを整えます。

適量を手のひらに出す

おでこ・両頬・鼻・あごの5点に置く

全体に優しく広げる

目元や小鼻・口周りを仕上げて馴染ませる

クリームタイプのファンデーションも、基本的にはこの順番で問題ありません。

パウダーファンデの塗り方とポイント

パウダーファンデを使う際は、ファンデを取り過ぎると粉っぽくなりやすいため、最初は控えめにするのがポイントです。塗るときは、顔の中心から外側に向かって軽くトントンと

➡️パウダーファンデを塗る順番
顔の中心から外側へ塗るのが基本です。

パフの半分にファンデをとる

おでこ・両頬・鼻・あごの5点に軽く置く

全体的に馴染ませる

目元や小鼻・口周りを仕上げて整える

仕上げには、パフのファンデーションがついていない面で軽く押さえて均一に整えてください。厚塗り感や粉浮きがあると一気に老けて見えてしまうため、仕上げの調整は丁寧に行うのがおすすめです。

④コンシーラーを塗る

ファンデーションを塗っても、クマ・シミ・肌荒れなどがまだ気になる場合は、コンシーラーを使ってカバーしていきます。
気になる部分を整えることで、より均一で清潔感のある肌印象に近づけられます。

コンシーラーには主に以下のタイプがあります。

タイプ 形状 特徴
パレットタイプ 固形
クリーム状
2〜4色をが入っているため調整がしやすく、カバー力も高め。濃いシミやニキビ跡に向いている。
リキッドタイプ 液状 広範囲にもピンポイントにも使いやすく、商品によってはファンデーションの代用になるものも。

隠したい部分にのせるカラーは、悩みに合わせて選ぶと仕上がりが自然になります。
薄いシミ・そばかすにはベージュ系、濃いシミや赤みに近いニキビ跡にはオレンジ系が効果的です。

コンシーラーを塗った後は、どのタイプであっても指先で軽くタッピングしながら馴染ませるのがポイントです。
こすらずに優しく叩き込むことで、肌にフィットして浮きにくくなります。

使う量は控えめにしましょう。厚く塗りすぎるとヨレや崩れの原因になるため、薄く何度か重ねるイメージで仕上げると自然な仕上がりになります。

⑤フェイスパウダーで仕上げる

ファンデーションが塗れたら、最後にフェイスパウダーで仕上げます。
フェイスパウダーを使うことで、メイク全体の質感が整い、崩れにくい状態をキープできます。

ファンデーションだけだと、時間とともにベタつきが出たり、鼻や口元が崩れやすくなることがあるため、仕上げにパウダーは欠かせません。
フェイスパウダーには、肌表面を均一に見せる効果を加え、余分な皮脂を抑えてさらっとした雰囲気に仕上げる効果があります。

求める質感に合わせて以下の2タイプから選びましょう。

タイプ 形状 特徴
ルースパウダー 粉状 ふんわりとした軽い質感で、ツヤを残したいときに向いている。柔らかな肌を演出できるのが特徴。
プレストパウダー 固形 しっかりめに肌を整えたいときに最適。陶器のようなマット肌を目指す場合や、さらっとした仕上がりを求める際におすすめです。

フェイスパウダーの後は、鼻先・頬の高い位置・上唇の山などに、控えめにハイライトを入れるのもいい方法です。立体感が出て、清潔感とツヤのある魅力的な印象に仕上がります。

アイメイクに進む前に:失敗しない眉の整え方

眉毛は顔全体の印象を左右する重要なパーツなので、フルメイクをしなくても眉毛を整えるだけで清潔感が格段に高くなります。

男性にとっても、眉毛メンテナンスは基本的な身だしなみの一つです。そのまま伸ばしっぱなしだと、どうしても垢抜けない印象になりがちです。

理想的な眉毛にするためには、黄金比を意識するのが効果的です。
最初はこのバランスを参考に形を整えることで、自然でバランスの良い仕上がりになります。

具体的には、眉用ブラシで毛流れを整えたうえで、不要な毛をカットするか抜いて調整していく方法が基本的です。細かい部分は小さなハサミや眉用シェーバーを使うと整えやすく、失敗も少なくなります。

ベースメイクと眉が整ったら:パーツごとのポイントメイク

眉・アイシャドウ・リップ
パーツごとに基本的なメイク方法を紹介していきます。

①眉を書く

眉を整えたら、次はアイブロウを使って形を作っていきます。
使用するアイテムは以下が基本セットです。

■必要なもの
・眉用ブラシ
・アイブロウペンシルorパウダー
・眉マスカラ

最低限そろえるなら、眉用ブラシとアイブロウペンシルの2つでも充分です。
あとは仕上がりの好みに合わせて少しずつ追加していきましょう。

眉メイクは、元の眉毛と理想の眉毛を見比べながら段階を踏んで整えていくのがポイントです。

◆眉毛の書き方ステップ

1.眉を整える
まずは眉用ブラシやコームで毛流れを揃え、はみ出した毛を軽くカットして処理する

2.眉尻を描く
アイブロウペンシルまたはパウダーを使って、毛流れに沿いながら眉尻を描いていく
眉頭から眉尻に向かっては10~15°ほどの緩やかな角度を意識すると自然なラインになる
眉山は黒目の外側あたりにするとバランスがとりやすくなる

3.眉の隙間を埋める
足りない部分に軽く色を足しながら、全体の密度を均一にしていく
特に眉山は濃くなりやすいため、控えめに書くのが基本

4.眉頭をぼかす
ブラシで眉頭を軽くぼかして、自然なグラデーションを作る
不自然な濃い眉毛感を避けられ、柔らかい仕上がりになる

5.眉マスカラで色を整える
髪色に合わせて眉毛の色を調整したい場合は、最後に眉マスカラを使用
黒髪の人でも、ほんのり色を薄くするだけで一気に垢抜けた印象になる

眉メイクは、近距離だけでなく少し離れた位置から鏡を見ることで全体のバランスが確認しやすくなります。
細部に集中しすぎると濃さや形の判断がぶれやすいため、全体的に少しずつ調整していきましょう。

メンズ眉の整え方&眉毛の書き方の動画はこちら👇をチェック!

②アイシャドウで目元に立体感を出す

アイシャドウは、目元の印象を大きく左右する重要なパーツです。適切に色を重ねることで、目を大きく見せたり存在感を高めることができます。

メンズメイクでは、濃さよりも自然な陰影を作ることがポイントです。さりげない立体感を加えることで品のある目元に仕上がります。

◆アイシャドウの基本ステップ

1.アイホール全体にベースカラーを塗る
パレットの中で最も明るい色を使いまぶた全体に薄く広げる
くすみが飛び、後に重ねる色が映えやすくなる

2.二重幅にメインカラーを塗る
二重幅に、パレットの中間色を塗る
一重や奥二重の人は、目を開いたときに色が少し見える範囲までのせると立体感が出る

3.目の際に締め色を塗る
最も濃いカラーをまつ毛のキワに細かく入れ、目元を引き締める
目頭から目尻までライン状に入れることで、自然な陰影が生まれ、目力アップに繋がる

パレットの3〜4色を使って段階的に重ねると、自然なグラデーションが完成します。色が濃くなりすぎた場合は、ブラシや指先で優しくぼかして全体に馴染ませると違和感のない仕上がりになります。

また、雰囲気や仕上がりイメージに合わせてカラコンを取り入れるのも効果的です。目元がより強調され、目を大きく見せる効果や垢抜けた印象にすることができます。

アイシャドウの塗り方の動画はこちら👇をチェック!

③リップで仕上げる

ベースメイクやアイメイクが整ったら、最後にリップを塗って完成です。
唇にほんのり血色を与えるだけで、顔全体のトーンが明るくなり健康的で華やかな印象になります。
リップの種類も多岐にわたるため、使いやすさや仕上がりの好みに合わせて選びましょう。

タイプ 質感 特徴
スティック(口紅) 固形 発色が良く、きちんとした印象になり、ツヤ・マットなど質感の幅が広い。
ルージュ 液状 ツヤと色味を同時にプラスでき、仕上がりに一体感が出る。
グロス 液状 ツヤとラメ感をプラスし、単品でも他のリップに重ねても効果的。
ティント 液状 色が落ちにくく、飲食の後も色残りしやすい。

ホストの場合、飲み物を口にする機会が多いため色落ちしにくいティントタイプは特に相性が良いアイテムです。

■リップ選びのポイント リップの色は、自分の肌の色との相性を意識するのが基本です。肌に馴染む色を選ぶと表情が自然に明るく見え清潔感もアップします。

最初は、控えめな発色のアイテムから試すと失敗が少なく日常使いもしやすいでしょう。

➡️参考になるパーソナルカラー
ブルーベースの方:青みのあるピンク、ローズ系
イエローベースの方:コーラル、オレンジ系

どの色が似合うか迷う場合は、色付きリップクリームなど自然なものから始めるのもおすすめです。

メイク崩れを防ぐには?

営業時間が進むにつれて、鼻やおでこがテカってメイクが崩れてしまう経験がある方は多いのではないでしょうか。

メイク崩れの大きな原因は皮脂の過剰分泌です。もともとの皮脂量が多い場合だけではなく、乾燥によって逆に皮脂が出過ぎてしまうケースもあります。
せっかく整えたメイクなので、長時間キープするためにも以下の方法を取り入れてみてください。

①メイクの仕上げにキープミストを使う

メイクの最後にキープミストを吹きかけると、メイク崩れを格段に防ぎやすくなります。
ミストの主な役割は、仕上げたメイクを膜のように固定すること。汗や皮脂によるヨレや色落ちを抑え、ベースメイクの密着度を高めてくれます。
さらに、保湿成分が配合されているタイプなら、乾燥による崩れも同時に防止できるため長時間の外出や営業でも安心です。
乾燥を感じたタイミングで軽く吹きかけているだけでも、うるおい補給ができてメイクの復活にも役立ちます。

②ウォータープルーフアイテムを活用する

汗や皮脂による崩れが気になる方は、ウォータープルーフ仕様のコスメを取り入れるのも有効です。ウォータープルーフは水分に強く落ちにくい性質があり、特に夏場や汗をかきやすい環境で力を発揮します。
汗には水分と皮脂が含まれているため、油分に弱いメイクはどうしても落ちやすくなります。その点、ウォータープルーフであれば耐久力が高く、長時間綺麗な状態を保ちやすいのがメリットです。
一方で、崩れにくいということはメイクが落ちにくいという側面もあります。
ウォータープルーフを使った日は、クレンジングオイルやバームタイプのクレンジングで丁寧にメイクを落とすようにしましょう。

まとめ:メンズメイクでより魅力的なホストに!

ホストにおけるメイクの役割や基本的な手順、仕上がりを整えるためのポイントについて紹介してきました。

「メイクは女性のもの」というイメージを持つ方もまだまだいるかもしれませんが、現在のホスト業界では、メイクは自分をより良くみせるための技術として欠かせない存在になっています。
清潔感・印象アップ・自信の向上など、メイクによって得られるメリットは非常に大きいものです。
少しの手間をかけるだけで、接客時の見え方や指名の入り方、また売り上げにも良い影響を与えられます。
今回紹介した方法を参考に、自分に合ったメイクを取り入れてみてください。

外見を磨くことは、あなたの強みをさらに引き出し魅力的なホストへと近づく第一歩になります。是非、自分磨きの一つとして取り入れてみてください。